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執筆者の写真VOC外猫診療所

子猫を保護された方へ

「子猫を保護した。飼いたいので診て欲しい。」とのお問い合わせが多くなってきました。各病院によって多少の違いがありますが、ポイントはだいたい決まっていますのでお伝えします。

1.子猫の大きさにもよりますが、離乳食を食べてくれるまでが結構大変です。

2.先住猫がいる場合は感染症に注意しなければなりません。特に、猫白血病、猫エイズは原因となるウイルスに一度感染するとほぼそのウイルスを無くすことが難しいので、先住猫との接触はおおよそ2ヶ月間は避けるようにします。

3.排尿、排便のしつけが大切です。トイレトレーニングはティッシュの空箱のようなもので高さ調整をして紙砂を敷いて覚えさせます。比較的狭い空間でトイレをしっかり覚えさせてから広い空間で自由に遊ばせたほうが良いでしょう。

4.ノミ・マダニ駆除は家の中に入れるとき早めに実施しましょう。お腹の虫は8週齢位ないと投与できない薬が多いので、獣医師と相談しましょう。感染する寄生虫によっては薬が異なりますので糞便検査を初めにしてから薬を投与するのがお勧めです。

★その他以前のブログにも色々かいているので参照してください。不明な点はお問い合わせ下さい。電話以外にメールでも構いません。


★自宅猫のコマルです。来たばかりの時の様子です。猫風邪の後遺症で右目がやや白濁しています。


★キャリーから少し大きめのケージに移動です。



★外に興味がありますが勝手に遊ばせたりはしません。



★コマルは外猫出身ではないので、先住猫のさくらには比較的早い段階から近づけていました。へそ天で寝てます。



★トイレも上手に出来ているので縁側で遊ばせたりもしました。



★自宅に来てからおよそ2ヶ月、生後3ヶ月頃の様子です。子猫はすぐ大きくなりますね。病気がちで、右目に障害が残りました。

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